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Before
After
治療費イメージ
・内科…中綿取り替え〈¥9,900〉
・お風呂…クリーニング・ブラッシング〈¥4,400〉
・外科
縫合〈¥2,200〉
舌作り替え〈¥2,200〉
・皮膚科…植毛〈¥3,300〉
※金額は全て税込です。
※入院費総額は、別途基本診察料金とお帰り交通費、材料費(治療内容により)がかかります。
・お風呂…クリーニング・ブラッシング〈¥4,400〉
・外科
縫合〈¥2,200〉
舌作り替え〈¥2,200〉
・皮膚科…植毛〈¥3,300〉
※金額は全て税込です。
※入院費総額は、別途基本診察料金とお帰り交通費、材料費(治療内容により)がかかります。
治療の過程・詳細
ダイアンぬいぐるみ診療所にやってきた、イヌのシロさん。
世代を超えてご家族様に愛され続けている、ご高齢の患者様です。
ケガをしてしまったところの治療はもちろん、シロさんと共に過ごされてきたご家族様の記憶に残っている“フワフワの毛並み”を取り戻すため、今回入院を決断されました。
また、今回のシロさんにとっては、中綿の取り替えも重要となる治療のひとつでした。
シロさんの体に詰められていたこちら。綿と混ぜられていたオレンジ色のスポンジは、「ウレタンスポンジ」等と呼ばれるものです。
ご高齢のぬいぐるみに入っていることがあるこのウレタンスポンジは、経年により生地と癒着しながら劣化することで、生地を弱らせてしまうことがあります。
ダイアンぬいぐるみ診療所のスタッフたちが過去に担当してきたウレタンスポンジが詰まっている患者様の多くは、生地の破れが見られ、内側は細かいスポンジが生地にへばりついていました。
こういった特性を踏まえ、当診療所ではウレタンスポンジは化繊綿へのお取り替えを推奨しています。
お風呂でさっぱりリフレッシュした後に化繊綿を詰め、ブラッシングを行ったシロさんの変化はこちら。
before

after
お顔と体はふっくら、毛並みは束がほぐれてふんわりとしたボリュームが出ています。

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after
毛束感が強くペタッとしていたお腹の毛も、ふんわり柔らかそうな風合いに。
ブラッシングは、摩擦などによって固まってしまった毛をほぐすことができます。
もちろん、施術後に一緒に過ごす中で、徐々にまた毛が固まっていくことはあり、効果は永久ではありません。
経年によって毛質や生地感自体がお迎え当初から変化している場合もあり、完全な元どおりとはなりませんが、適切なタイミングでのケアをすることで、元気な姿のぬいぐるみと長く暮らすことができます。
クリーニングやブラッシングは、頻繫に行いすぎると生地への負担が大きくなるため、日々お家の子の変化と向き合いながら決めていくのがお勧めです。
before

after
後ろ姿もフワッと健康的に。
ここから、さらに細かい治療箇所を見ていきましょう。
まず、頭の後ろの破れです。
before

after
こちらは手縫いで縫合しています。
続いて、口の横の毛がやや薄くなっていた部分。
before
ここは、植毛と縫い込みを合わせて目立たないよう治療しています。

after
お顔の治療はもうひとつ。へたってきて端が破れてしまっていた舌を、新しいフェルトで作り替えました。

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after
お顔全体は、このようになりました。

before

after
ペロッと覗く舌がチャーミングな表情は、この世代のぬいぐるみらしいポイントですね。
元気になったシロさんと共に、ごろんと寝転んで見つめ合う診療所スタッフのダイチキくん…。
患者様と心が通い合った瞬間でしょうか♪
シロさんのご家族様より、お便りをいただきました。

ケガをしてしまったところの治療はもちろん、シロさんと共に過ごされてきたご家族様の記憶に残っている“フワフワの毛並み”を取り戻すため、今回入院を決断されました。
また、今回のシロさんにとっては、中綿の取り替えも重要となる治療のひとつでした。

ご高齢のぬいぐるみに入っていることがあるこのウレタンスポンジは、経年により生地と癒着しながら劣化することで、生地を弱らせてしまうことがあります。
ダイアンぬいぐるみ診療所のスタッフたちが過去に担当してきたウレタンスポンジが詰まっている患者様の多くは、生地の破れが見られ、内側は細かいスポンジが生地にへばりついていました。
こういった特性を踏まえ、当診療所ではウレタンスポンジは化繊綿へのお取り替えを推奨しています。
お風呂でさっぱりリフレッシュした後に化繊綿を詰め、ブラッシングを行ったシロさんの変化はこちら。




ブラッシングは、摩擦などによって固まってしまった毛をほぐすことができます。

経年によって毛質や生地感自体がお迎え当初から変化している場合もあり、完全な元どおりとはなりませんが、適切なタイミングでのケアをすることで、元気な姿のぬいぐるみと長く暮らすことができます。
クリーニングやブラッシングは、頻繫に行いすぎると生地への負担が大きくなるため、日々お家の子の変化と向き合いながら決めていくのがお勧めです。


ここから、さらに細かい治療箇所を見ていきましょう。
まず、頭の後ろの破れです。


続いて、口の横の毛がやや薄くなっていた部分。






元気になったシロさんと共に、ごろんと寝転んで見つめ合う診療所スタッフのダイチキくん…。

シロさんのご家族様より、お便りをいただきました。