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2024年 6月12日|診療所から

ダイアンぬいぐるみ診療所は、ぬいぐるみを愛する全てのご家族を歓迎いたします

こんにちは。
ダイアンぬいぐるみ診療所スタッフのワタナベです。

ダイアンぬいぐるみ診療所のホームページには、症例や治療方法の紹介ページがあります。

診療実績はこちらのページから

どんなぬいぐるみが入院しているのかな?
こんな症状は治せるのかな?

という疑問を持つご家族様にも、当診療所での治療をイメージしていただきやすくなればと日々更新しております。
さて、入院しているぬいぐるみたちについては、こういったページから少しご想像いただけるかと思いますが、
このぬいぐるみたちを可愛がっているご家族様がどのような層なのかというのは、意外と見えにくい部分ですよね。
ぬいぐるみを直せる場所を調べ、実際に入院までの手続きを行うのはご家族様なので、本当の意味での「ご利用者様」の要素は、患者様以上にご家族様が持っているかと思います。

ぬいぐるみを持っていない方とこの事業に関して話をすると、

「女性の世界だもんね」
「子供がいる人しか関係ないよね」

と言われることがあります。
実は、全然そんなことはありません。

このダイアンぬいぐるみ診療所が設立される前からぬいぐるみ修理に携わってきたスタッフたちに言わせると、

「男性のお客様もたくさんいます」
「幼い頃からずっと可愛がってきたぬいぐるみを直したい大人は少なくないですよ」

というところなのです。
ぬいぐるみ直しの世界には、
ぬいぐるみと一緒に成長真っ只中のお子様から、人生の節目をぬいぐるみと共に乗り越えてきたご年配層まで、
女性も男性も、ぬいぐるみを「可愛い」と心から思える人々が集まってきています。

これは私の個人的な野望ではありますが、ダイアンぬいぐるみ診療所は、
「ぬいぐるみを大切にする全ての人、特に大人の方々にも深く興味を持っていただける事業に育てていけるといいな」という思いがあります。

一般的に、ぬいぐるみは玩具の一種なので、子供が遊ぶ印象が強いかと思います。
実際には、ぬいぐるみとの暮らしは幅広い世代が楽しめるものなのですが、

幼少期から大人になるにつれて、元々は周りと共有できて当たり前だった楽しさが、ごく一部の人としかわかり合えない感覚になっていた時のちょっぴり寂しい気持ちを味わったことのある方もいるのではないでしょうか。
幼い子供がぬいぐるみを大事にして手放せないほど愛する様子は、温かく見守りその想いを尊重してくれる人が多くいますが、

「大人だけどこの子が大好き」
「大人になってもずっとこの子と一緒にいたい」

そんな気持ちを大切にできる場所は、自身もぬいぐるみを愛するオトナである私たちが、積極的に作っていかなければならないはず…!と、密かに燃えているのです。
なので、ダイアンぬいぐるみ診療所は、
ぬいぐるみ大好きなお子様、
そんな幼少期からぬいぐるみと一緒に成長したお兄さんお姉さん、
家族と共にぬいぐるみを愛するようになったお父さんお母さん、
ぬいぐるみが家族同然であるワタナベのような皆さま、
ぬいぐるみと共に人生を歩んできたおじいちゃんおばあちゃん、
どんな方の想いも大歓迎です。

皆さまの大切にしているぬいぐるみたちが元気になれるよう、しっかりと向き合わせていただきます。

投稿スタッフ:[ワタナベ]